Jazz などに最適なスティック

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毎月第3水曜日に都立大学ジャミンでなんでもありのセッションライブのホストをやらせてもらっているのですが、第1水曜日はもっとジャズよりのセッションをやっていると聞き参加してみました。ホストドラマーの鈴木麻緒さんのドラミングが素晴らしくまわりの音を引き立てるコントロールされた美しい小音量で演奏されていました。すごくいい感じに叩くドラマーさんだったのでいろいろと質問させてもらいました。スティックのお話しになり特注のものを使っているとのこと。試打もさせてくれて(優しい‼️)その抜群のバランス感覚、メープルならではの音色に感動して購入方法をお尋ねしました。このスティックは一般には販売されてなくて、麻緒さんの師匠である木村由紀夫氏が開発した特注のものであるとのこと。手に入れるためにはプレイウッド(国内メーカー)に大量発注しなければならないとのことでした。

後日師匠の木村さんのジャズライブを観に行きました。クラシックのような華麗なロールからコンガ奏者のような太いタムの音まで自由自在にいろいろな音色を奏でていました。

おふたりのプレイに感動してどうしてもこのスティックが欲しいと相談したところ真緒さんと木村さんが何人かのドラマーに声をかけてくださり(優しい‼️)今回入荷となりました。

このスティックは材質がまずメイプルなのがとても良いです。一般的にはスティックはヒッコリーですが速いフレーズを叩くとどうしてもアタック音が目立ってしまう。大音量のロックだとそれが大切なのですがアコースティックなアンサンブルの場合だと出過ぎてる感があります。それを気にするとフレーズが思い切りいけなくなってしまいます。メイプルだとある程度思い切りいってもシンバルなどのアタック音がまろやかなのでジャズなどにとても良いです。

長さ39.5 Cm径15mm チップ7.5mm 特徴としては手元は太め、チップは極小。

メイプルなので15mmでも重量は軽く、この太さがあることでいざというときのタムの音圧が引き出されます。小さなチップが繊細なシンバルレガートを可能にします。

重心のバランスがとても良いので"Letting the Stick Do the work"シンバルのピュアな音を引き出す、スティックの鳴りを味わう、ナチュラルなバウンスが次のストロークにつながるといった感覚がとてもやりやすいです。

市販のモデルだとVic firth SD2 bolero (Brian Blade 、JD Beck、クラシック奏者などが愛用)に近いです。それよりも少し細くショルダー部が軽いことで、より音量の調整がしやすくなっています。

今回たくさん入手しましたので、声をかけてくださればワンペア1500円でお譲り致します。SD2はいま2000円以上しますから💦

かなりお得と思います👍🏻